[ロンドン 18日 ロイター]
自動車レースの世界ラリー選手権(WRC)今季第12戦、ラリー・グレートブリテンは18日、最終レグを行ったが、マルコ・マルティン(エストニア、プジョー)のコ・ドライバー、マイケル・パーク(英国)が、ラリー中の事故により死亡した。
この日の第2ステージで、マルティンの車両はコース外の木に激突し、パークは致命傷を負った。マルティンは無傷だった。
競技はSS15以降中止。総合首位のセバスチャン・ローブ(フランス、シトロエン)はその時点でトップを走っていたが、タイム・ペナルティを受け3位に終わった。
ペター・ソルベグ(ノルウェー、スバル)が優勝。フランソワ・デユバル(ベルギー、シトロエン)が2位。
総合3位のマーカス・グロンホルム(フィンランド)らプジョーは、弔意を表すために今レースから撤退した。
ソルベルクが優勝 ペナルティーでローブ3位
自動車の世界ラリー選手権(WRC)第12戦、英国ラリー最終日は18日に行われ、レース中の事故で大混乱となり、競技区間を終えてトップにいたセバスチャン・ローブ(フランス、シトロエン・クサラ)が故意にペナルティーを受けて3位に後退、2位にいたペテル・ソルベルク(ノルウェー、スバル・インプレッサ)が繰り上がって今季3度目の優勝となった。
レース中の事故は、マルッコ・マルティン(エストニア、プジョー307)のマシンがコースアウトして木に激突。マルティンは無事だったが、ナビゲーターのコ・ドライバー、マイケル・パーク(39)が死亡した。このため、レースは2ステージを残し、打ち切られた。また、プジョーはこのラリーからの棄権を表明、3位につけていたマーカス・グロンホルムはリタイアした。(共同)