2005年09月20日

ラリージャパンに向けて

悲しみのWales Rally Japanから一夜明けた。

マイケル・パーク氏を惜しむ声が世界中から聞こえてくる中、やはりRallyの安全性も懸念されている。

WRCは今季から、安全面を向上させるHANS(ヘッドアンドネックサポート)を採用するなど、新たな安全基準を導入していた。
関係者は「20年近くこのような痛ましい事故は起きていなかった」「安全性はここ数年で飛躍的に向上している」と語っているものの、この事故の前ではむなしく聞こえてしまう。

事故は100%は防げないのは、何もラリーに限ったことではなく、あらゆる競技種目でも同様である。

このことがラリーを退化させてしまうのだろうか?
もしくは、ラリーのあり方を変えてしまうのだろうか?

WRCはなんらかの解決策(それが精神的なものであっても)を示すことがメディアから求められるだろう。
こういうケースでのメディアは、必ずといっていいほど、ネガティブに伝えていく。
その競技、スポーツ、さらには個人に対しても、その未来のことなどお構いなしに、である。

ラリーを支える人たちの力が、議論が誤った方向進まないよう、メディアを制して行かなくてはならないと思う。

おそらく「ラリー・ジャパン大丈夫?」とか、「ラリー・ジャパン中止(新聞紙面を折り返して)か??」といった記事が出てくるかもしれないが、私個人はこれらに惑わされずに、ラリーファンの側に立って冷静に見つめて行きたいと思います。

マイケルパーク氏が何を求めてWRCで戦っていたかを考えることも、このBlogを書く上で忘れずに痛いと思います。

また、これからは皆様からのコメントも、本テキスト内で紹介していきたいと思います。どんどん、ご意見をコメントを通じて送っていただければ幸いです。


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